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当社が住まいづくりの中心に据える言葉「木心(こころ)つなぐ家づくり」について

【今回お伝えしたいこと】

斉藤建設の住まいで得ていただきたいもの。

それは、住まう方たちが永い時を過ごし、心を通わせ健やかに過ごしていただくことです。

そのために掲げた言葉「木心(こころ)つなぐ家づくり」についてお話しさせていただきます。

 

1️⃣はじめに

「木心(こころ)つなぐ家づくり」。

これを具体的に実現するためのポイントが6つあります。


①「暮らし(畳くらし)」

②「安心(構造)」

③「快適(高気密高断熱)」

④「素材」

⑤「意匠(デザイン)」

⑥「施工」


今日はこれらひとつひとつについてお話していきます。



 

2️⃣6つのポイント

①暮らし(畳くらし)

私たちがお手伝いした住まいを舞台とし、皆様にいきいきとした暮らしをしてほしいと願っています。

 

​いきいきとした日々は多くのふれあいが作りあげると考えています。

私達の手で住まいに「居場所」を設けることにより、ふれあいがうまれ会話が自然発生します。

楽しく穏やかな暮らしとなり、住まう人たちの心がつながっていくのです。


居場所として特にお勧めしたいのが「畳リビング」です。

畳リビング
畳リビング(N様邸)

​私たちが採用している畳リビングは、かつての食卓を囲む日本の家族のように暮らしの中心となり、多くのふれあいを発生させます。

畳リビングが生み出す暮らしをぜひ体験していただきたいです。

  ※畳リビングは特に思い入れの強い項目です。近日中に改めてBLOGでお話しさせていただきます。


 

②安心(構造)

住まいはご家族が安心して過ごせる場でなくてはなりません。

そのためにも耐震性に代表される構造面は大変重要です。

 

構造は「建築基準法」に則り設計されるのですが…。



このように、定められているのは“最低限”の基準なのです。

 

これを受けて、建築基準法で耐震性について求められているのは以下のようになっています。


・数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度)に対しても倒壊や崩壊しない

・数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度

 

読み解くと、今年の能登半島地震や熊本地震などの震度6強~7の地震では「倒壊・崩壊しない」とありますが、「損傷する」ことは許容しています。


つまり、建築基準法(耐震等級1)の住まいとは、人命は守りますが、住み続けることができないかもしれないと読み取れます。


これでは、熊本地震のような複数回の大地震には耐えらず倒壊する可能性も否定できません。

 

これではいけません。

斉藤建設では、永くお住まいいただくために、命も財産も守り、住み続けることができる耐震等級3の住まいをご提供しています。



 

③快適性

健康的で快適な暮らし。

暮らしていく中で日々実感することで、非常に大切に考えています。

私たちが心がけていることは以下の通りです。

 

・夏涼しく冬暖かい(高断熱高気密)

・省エネ

・パッシブデザイン(自然利用)

・空気がきれい(適切な換気)

 

適切な温熱環境は暮らしに直結します。

少ないエネルギーで温度管理し、家中のどこにいても快適な生活を実現します。

そのための性能値はUa値0.34、C値0.3とし、高断熱高気密の住まいをご提供しています。


また、日射熱などを利用したパッシブデザインを取り入れることで、より快適性を高めています。

これらにより住まいは省エネ住宅となり、光熱費も低く抑えられるのです。

 

快適性を語るうえで、室内空気がきれいなことは温熱環境に負けないくらい大切です。

斉藤建設では高性能換気システムDSDDを採用しています。

空気を清浄に保ちながら地中熱を利用し、熱の損失にも配慮しています。



換気システム「DSDD」基本的な換気性能の高さはもちろん、地中熱を利用し外気との温度差の影響を少なくしている
 

④素材(自然素材)

住まいを構成する要素のうち、直接五感で感じる素材も大切です。

特に手や肌で触れたり、視覚に入るものには自然素材を積極的に採用しています。


理念にも「木」という言葉が入っていまして、ここで言う「木」は自然素材の代表という意味があります。

具体的には、無垢の杉床板や珪藻土などを標準採用しています。

杉の床板と珪藻土の壁

自然素材は手触りや視覚によって安心感や落ち着きなどが得られます。

なかには調湿作用を持つものもあります


また、自然素材は年月が経ちましても、単に劣化するのではなく、味わい深く変化していきます。

それは、家族の過ごした年月の証。

少しの傷や汚れがあっても楽しい思い出となるのです。

 

⑤意匠(デザイン)

意匠も大切な要素です。

斉藤建設では過度なデザインは行いません。


住まいを形づくるものは、素材や機能をそのまま活かしたものとして考えています。

 

自然を利用したパッシブデザインも窓の配置や庇の設置など、意匠の一部となります。

 

⑥施工

「誰が施工するか」。

最も大切なことです。


たくさん吟味してすばらしい住まいを計画し、様々な計算をして良い設計をしても工事をしっかりできなければすべてが台無しになってしまいます。


斉藤建設では「自社大工による責任施工」を行います。

材料を吟味し棟梁の手で墨付け刻みを行い、1棟1棟に思い入れを込めて施工しています。

お施主様にとって唯一の住まいを、私たちは同じ想いで施工いたします。


 

3️⃣最後に 

当社が大切にしている言葉「木心(こころ)つなぐ家づくり」についてお話しさせていただきました。

これが当社の家づくりの基本となります。


この言葉のもと、ひとつひとつの住まい、ひとつひとつの現場を大切にして日々を過ごしています。

 

今回は文章量を抑えるため、あまり深くお話していません。

「畳リビング」など、詳しくお話したいところがたくさんありますので、

後日ピックアップしてより詳しくお話していこうと思います。

 

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